Y様邸(名古屋市港区)
建物種別/木造平屋建て
築年数/47年
工事期間/1日
リフォーム完成/2018年6月
今回リフォームした所
●サッシ取り替え
ビフォーアフター
Q1.リフォームのきっかけは?
我が家は、築60年近くになる木造平屋の古い家です。
サンリツホームさんとのお付き合いは15年前、知人に紹介してもらったのがきっかけでした。
それ以来、玄関まわりとキッチンのリフォームから始まり、その後2~3年おきに屋根の葺き替え、外壁の貼り替え、トイレのリフォーム、フローリングやクロスの貼り替えなどを、定期的にお願いしています。
サンリツさんは困ったときに電話を掛けると、すぐに来て対応してくださいますし、職人さんもいい方ばかりで、とても安心です。
今回のリフォームでは、47年前に増築した部屋のサッシ取り替えをお願いしました。ここは3年前におばあちゃんが亡くなってからずっと使わないままになっていたため、サッシや網戸の動きが悪く、すきま風も入ってくる状態で、冬場は寒くてたまりませんでした。
Q2.工事を終えての感想をお願いします。
すでに前回、ベニヤ板の壁をクロス貼りに、畳敷きの床をフローリングに貼り替えていただいていましたが、今回、気密性が高く断熱性能が良いサッシに取り替えていただきとても快適な部屋になりました。
エアコンの効きもまったく違います。今後は私の部屋として活用していきたいと思っています。
ゴールデンウィークで遊びに来た、娘や孫たちもびっくりして喜んでくれました。
次回は廊下のリフォームを計画していますので、よろしくお願いいたします。
Q3.リフォームのポイントは?
この複層ガラスは、2枚のガラスの 間に乾燥空気を閉じ込めて中空層をつくり、断熱効果と防露効果(結露発生を防ぐ)を高めてくれるのです。
Y様邸のサッシは昭和時代の単板ガラスサッシで、すきま風が入る上、スムーズに動かないと相談を受けましたので、簡単に取付けができる「内窓」の設置ではなく「外付けサッシ」の取り替え工事をさせていただきました。
最近では、“快適な住まいづくりは「窓」からと言われているのをご存じでしょうか。意外かもしれませんが、夏に涼しく、冬は暖かい快適な住環境の鍵を握るのは、ほかでもない「窓」なのです。
夏に部屋が暑くなったり、冬に部屋が寒くなったりするのは、家の屋根や外壁、窓から熱が出入りしているからですが、その熱の出入りがもっとも多いのが「窓」。夏は屋外から室内に入る熱の約70% 、冬は室内から屋外へ逃げる熱の約50%が窓からと言われています。
そのために、サッシの断熱性能はどんどん進化していき、ペアガラス(複層ガラス)が標準仕様になり、以前主流だった単板ガラスは、メーカーも減産体制になってきました。
この複層ガラスは、2枚のガラスの間に乾燥空気を閉じ込めて中空層をつくり、断熱効果と防露効果(結露発生を防ぐ)を高めてくれるのですが、それ以外にも防音効果やUVカットなどの追加機能を備えた商品もありますので、使用される場所により選ばれると良いと思います。
暑さ、寒さを我慢する家ではヒートショックなども起きやすくなりますし、結露によるカビやダニの発生で健康に悪影響を与えかねません。
リフォームされる機会には、ぜひサッシの取り替えもご検討いただければと思います。